「不安で、早めに避難」 台風6号、沖縄・奄美に再接近 公民館で避難所開設 本島中部うるま市の様子は…
沖縄に大きな被害をもたらした大型で強い台風6号は、再び沖縄や奄美に接近するとみられ、現地では警戒が強まっています。沖縄から中継です。
沖縄本島中部のうるま市・石川地区に来ています。4時間ほど前から取材を続けていますが、だんだん風が強くなり、乗っていた車が揺れるほどの強さとなっています。また、雨も降り始めました。沖縄本島では4日午後3時半ごろ、暴風警報が発表されました。
石川地区公民館では、1時間ほど前から職員の方によって準備が進められ、午後5時から避難所が開設されました。避難所では充電ができるスペースが用意されているほか、ホールが開放されていて、住民の方が避難所として利用できるようになっています。水や食料の供給も行われています。
住民の方にお話をお伺いすると「4日前から停電が続いている」「また台風が来ると思うと不安で、早めに避難した」といった声が聞かれました。
沖縄県では4日午後3時半現在、いまだ3万6000戸あまりが停電していて、沖縄電力は復旧を5日までには終えたいとしています。
沖縄本島では4日夜遅くにかけ、台風の暴風域に入ることが予想されます。暴風や高潮への厳重な警戒が必要です。