東日本大震災発災後7年 被害状況~警察庁
東日本大震災発災後7年にあたっての被害状況(平成30年3月1日現在)
【被害状況】
●死者:1万5895人(平成29年3月1日からプラス2人)
(1)福島県双葉郡大熊町で発見、当時7歳の女児と判明
平成28年12月~平成29年2月頃に発見
平成29年3月に報道発表
(2)岩手県陸前高田の広田湾で発見、当時80歳の男性と判明
平成29年12月30日に漁師が網に引っ掛かった頭がい骨を発見
平成30年1月に身元判明
●行方不明者:2539人(平成29年3月1日からマイナス15人)*マイナス15人の理由については、追って説明される予定
●負傷者:6156人
●全壊:12万1776戸
●半壊:28万923戸
●床上・床下浸水:1万1704戸
【警備体制】
●発災以降、すべての都道府県警察から延べ139万人以上の警察職員を派遣(岩手:約26万人、宮城:約34万人、福島:約79万人)
●福島県に約70人を派遣中、避難指示区域内における警らなどに従事
【行方不明者の捜索状況】(平成30年3月1日現在)
●これまでに延べ67万人以上を捜索に投入。この1年間で、警察による捜索で新たに発見されたご遺体は無し
【身元確認の状況】
●本年2月末現在、被災3県で、身元確認が済んだ遺体は合計1万5763体(収容遺体の99.6%)
●身元不明の遺体は62体(岩手52体・宮城10体)
●平成29年3月1日以降は8体の身元を確認(*新たに死者に加わった2人が含まれるか確認中)
●被災3県の身元確認済み遺体のうち、65歳以上の割合が56.5%
●被災3県の死者のほとんどが溺死によるもの(1万4310体:90.4%)以下、焼死(145体:0.9%)、圧死・損傷死・その他(667体:4.2%)など