東日本大震災余震「依然活発」強い揺れ注意
東日本大震災の発生からまもなく7年になる。気象庁は、余震活動は依然として活発な状態が続いているとして、東北地方の太平洋沿岸を中心に、引き続き、強い揺れに注意するよう呼びかけている。
気象庁によると、2011年3月に発生した東日本大震災のあと、最初の1年間は、震度1以上の余震が8112回発生した一方で、去年3月からの約1年間は514回と、15分の1まで減少しているという。
ただ、東日本大震災が起きる前よりは、1.5倍ほど地震が多い状態で、また、去年10月には福島沖を震源とする地震で震度5弱の揺れを観測するなど、時折、規模が大きな地震が起きている。
気象庁は、余震活動は依然として活発な状態が続いているとして、東北地方の太平洋沿岸を中心に、引き続き、強い揺れに注意するよう呼びかけている。