中学・道徳の教科書に「LGBT」も
来年4月から中学生が使う「道徳」の教科書などの検定作業が終わり、結果が公表された。
今回、検定が行われたのは、来年4月から主に高校3年生が使う教科書と、中学生の「道徳」の教科書。来年4月から中学校で評価がつく「教科」に格上げされる「道徳」では、全ての教科書がいじめ問題について取り上げた。SNSにおけるいじめやトラブルなどに関する記述も多く、この問題を考え、話し合うことを求めている。
また中学校の教科書では、初めて、LGBTや性同一性障害などが扱われた。さらに青山学院大学の箱根駅伝連覇の話題についても取り上げられ、選手の日々の生活を通して生活習慣について考えることを促している。