「紅麹」サプリ問題を受け…小林製薬が万博関連イベントの参加辞退
「紅麹」を含むサプリメントをめぐる問題を受け、小林製薬が、万博の関連イベントへの参加を辞退したことがわかりました。
「紅麹」を含むサプリの健康被害をめぐっては、小林製薬が問題を公表してから1か月が経過し、これまでに摂取した5人が死亡、入院した人は240人にのぼります。
小林製薬は大阪・関西万博で大阪府・市などが設ける「大阪ヘルスケアパビリオン」に参加を予定していますが、外部から参加を疑問視する指摘を受けたということです。
24日に開かれる万博関連のイベントで、ヘルスケア部門の担当部長が万博での目標などについて講演を行う予定でしたが、指摘を受け、参加を辞退していたことが関係者への取材でわかりました。
一方で、万博への参加については「引き続き社内で検討中」としています。