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“紅麹サプリ問題”広がる不安 機能性表示食品…専門家「国の対応注目」

2024年3月28日 5:41
“紅麹サプリ問題”広がる不安 機能性表示食品…専門家「国の対応注目」

健康被害が相次いで報告されている小林製薬の「紅麹原料」を含むサプリメントの問題で27日、会社側は新たに「サプリを飲んでいた2人目の死者が確認された」と明らかにしました。厚労省によると、これまでに106人が入院治療を報告。健康被害の相談がおよそ3000件あったということです。

実際に入院患者を診察した医師に話を聞きました。医師の病院で問題のサプリをのんでいたのは、40代から50代の女性2人。医師は「元々ほかに病気を持っていない方なので、かなり(紅麹との関係が)濃厚じゃないかなと考えている」と話しています。

一方、消費者庁は26日、「機能性表示食品」の摂取による健康被害の発生が他にもないか、現在およそ7000件ある「紅麹」以外の届け出製品についても、緊急に点検することを明らかにしています。食の安全に詳しい専門家は「国がどう対応するのかがいま、注目されている」と話しました。

※詳しくは動画をご覧ください(3月27日放送『news zero』より)