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“禁煙”8割以上 都の受動喫煙防止条例案

2018年4月20日 18:06
“禁煙”8割以上 都の受動喫煙防止条例案

東京都が受動喫煙防止条例の骨子案を発表した。条例が成立すれば都内の8割以上の飲食店が規制の対象となる。

小池都知事が20日の定例会見で発表した骨子案には、受動喫煙を防ぎにくい立場である従業員や子どもを守る観点から、従業員を雇っている飲食店での原則禁煙や、喫煙可能な場所への20歳未満の立ち入り禁止、といった方針が盛り込まれた。

店の広さに関係ないため、都内の飲食店のおよそ84パーセントが規制の対象になる。

都は条例案を6月開会予定の都議会に提出し、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの前までに、罰則規定も含めた全面施行を目指す考え。