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社会
2018年4月26日 14:42

浜崎あゆみも参加 話題のLGBTイベント

浜崎あゆみも参加 話題のLGBTイベント
(c)NNN

世の中で議論を呼んでいる話題について、ゲストに意見を聞く「opinions」。今回の話題は「日本最大級のLGBTイベント開催へ」。自身もゲイであり、LGBTフレンドリーな社会の実現を目指す柳沢正和氏に話を聞く。

日本最大級のLGBTイベント「東京レインボープライド2018」が、4月28日~5月6日まで開かれる。

イベントには様々な企業が賛同していて、5月5日と6日には、東京・代々木公園を中心に野外ステージ公演やパレードも行われる。そして、6日には歌手の浜崎あゆみさんがステージに立つことも決まり、話題になっている。ネット上ではこんな声があがっていた。

「たくさんの企業が参加してくれるのは本当にありがたい」
「LGBTの中にも、そっとしておいてほしい人がいる」


――柳沢さんに、この話題についてのご意見を伺いました。フリップをお願いします。

「楽しい事は知る事だ」。このイベントは、本当にたくさんの方がいらっしゃいます。代々木公園を中心に開かれるんですが、昨年はフェスとパレード合わせて11万人の方がいらっしゃっていて、今年は20万人くらいいらっしゃるんじゃないかと思っています。

あまりイメージが湧かないという人が多いんですけども、ディズニーランドのパレードにタイフェスがくっついている、それのLGBT版というんでしょうか。


――ものすごく華やかですね。

そうですね。色んなブースやフロートがあって…というところになっています。

私はこういった機会を通して、楽しい1日を過ごした後に、「LGBTの人とたくさん知り合うことができた」「LGBTのことがわかった」というふうに思ってもらえればうれしいなと思います。

研修のような真面目なことも大切だと思うんですけれども、やっぱり楽しく過ごすということが、みんなのところに腹落ちしてくれるんじゃないかなと思っています。


――1人で悩んでいたという方も、参加することで仲間ができるかもしれないということですよね。

本当にその通りだと思っています。例えば、色んなブースがあって、去年のパナソニックさんだと、美容コンシャスなゲイの人たちが体用のトリマーを展示していました。そこで使ってみながら「こういう人たちがいるんだ」と、ベビーカーを押しているお母さんたちが話していたりしていました。こういう体感的にわかってもらえる機会というのが大切だなと思っています。


――触れあいが生まれるわけですね。

やっぱり、知らないと「何なんだろう」と思う人がすごく多いと思うんですけれども、そういうところで初めて等身大の当事者に会う機会があると思います。


――そのイベントはLGBTではない方も、もちろん参加しているんですよね。

昨年、参加いただいた11万人のうち、ほとんどの方が実はLGBTではない方でした。それから、LGBTであることを別に言わなくてもいいと思います。誰もが自分のスタイルで自分らしく参加する。

タイ料理が好きだからタイフェスに行くような気持ちで、ちょっとゴールデンウイーク、1日代々木公園をのぞいてみようという気持ちで来ていただけるとうれしいです。


――「音楽を聴きたいから行く」でもいいんですね。

はい。「浜崎あゆみさんを見たいから来る」でも、もちろん大丈夫です。その周りにある様々な出店やパレードを見ながら、理解を深めてもらえると本当にうれしいです。


――知らない間に楽しんでいたら実は知っていた、ということに。

本当にそう思います。子どもたちなんかは素直にわかってしまうので、「またLGBTのイベントに行きたい」と。LGBTという言葉が6歳の口から出ることに、ちょっと私は感動しました。


――たくさんの方に来ていただきたいですね。

ぜひみなさんお越しください。


■柳沢正和氏プロフィル
LGBTフレンドリーな社会の実現を目指す。過去に自身のゲイというセクシャリティをカミングアウト。世界中にネット中継されたスピーチが「史上最大級のカミングアウト」と報道された。現在は外資系証券会社で働きながら、LGBTの生き方や働き方のために様々な活動を展開している。


【the SOCIAL opinionsより】