「警察署対抗レスキュー競技大会」開催
災害への対処能力を競い合い、警視庁に97ある警察署の頂点を決める「レスキュー競技大会」が開かれた。
5日、東京・立川市で行われた「警察署対抗レスキュー競技大会」には予選を勝ち抜いた11の警察署から、およそ100人が参加した。
競技は、女性警察官を含む1チーム6人のリレー方式で、梅雨の時期を前に、水害や土砂災害などの現場を想定して行われた。袋に土を詰めて土のうを作ったり、救助が必要な人を2人がかりで搬送したりして、技術の正確さやスピードを競った。
優勝したのは東京・文京区にある富坂警察署で、勤務の合間に訓練を重ねたという。
警視庁は、署員の災害対処能力を向上させ、緊急時の女性警察官の活躍にもより期待したいとしている。