はしか流行の沖縄で「終息宣言」
沖縄では今年3月から「はしか」の感染が広がっていたが、この1か月間で新たな感染者が確認されなかったことから、11日、県が流行の「終息宣言」をした。
沖縄県は11日に会見を開き、3月から県内で流行していた「はしか」について、流行の終息を宣言した。
沖縄県内では3月下旬、台湾からの観光客をきっかけに、観光施設や飲食店などで接触した県民らに感染が広がり、先月15日までに99人が感染した。しかし、この1か月間、新たな感染者が確認されなかったことから、県内での流行は終息したと判断したという。
一方、「はしか」は沖縄への旅行者などから全国に広がり、国立感染症研究所によると、先月27日までに13都府県で164人の感染が確認されている。