新大学入試テスト“英語試験”配点2割以上
2020年度からの新たな大学入試の共通テストとあわせて活用される英語の資格・検定試験について、国立大学協会は、配点の割合を全体の2割以上とするなどの案をまとめた。
新たな大学入試の共通テストでは、英語の4技能「聞く・話す・読む・書く」を評価するため、英検など民間の資格・検定試験を用いることが決まっている。
国立大学協会は12日に総会で、活用例をまとめ、資格・検定試験を出願資格とする場合は、外国語学習の国際的指標「CEFR」の下から2番目に当たるA2以上とすること。加点方式の場合は、英語全体の満点のうち資格・検定試験の結果が占める割合を2割以上とするなどの案を示した。
具体的な水準などはそれぞれの大学や学部が主体的に判断すべきとしていて、今後の状況等を検証した上で必要に応じて見直しを行うとしている。