千葉県沖で「スロースリップ」 地震相次ぐ
千葉県では16日午前、震度4の揺れが起きるなど地震が相次いでいる。千葉県の沖合では、岩盤の境目がゆっくりとずれ動く「スロースリップ」と呼ばれる現象が起きていて、気象庁は、引き続き、地震に注意を呼びかけている。
千葉県では、今週、地震が相次いでいて、16日午前11時9分には震度4を観測する地震があったほか、その後も震度3や2の揺れが相次いだ。
政府の地震調査委員会によると、今月に入って以降、千葉県の沖合では、岩盤の境目がゆっくりとずれ動く「スロースリップ」と呼ばれる現象が起きているという。
過去に千葉県の沖合で「スロースリップ」が起きた際には、震度5弱を観測する強い地震も起きていて、気象庁は、「地震への日頃からの備えを改めて確認してほしい」としている。