「憂うつ」「やる気が起きない」体調不良も…GW明け「五月病」に注意 対策は
「憂うつ」「やる気が起きない」などの症状が出るいわゆる「五月病」。こうした五月病が疑われる患者が訪れているという都内のクリニックの院長は、ゴールデンウイーク明けのいま、注意が必要だとしています。
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7日夜、東京・墨田区の両国駅。普段あまり使われないホームで“ギョーザパーティー”のイベントを楽しむ人々の姿がありました。
話題は、6日で終わったゴールデンウイークの思い出です。
「実家に帰る!」「おばあちゃん家に!」「わたし箱根に行ってきました!」
7日から“日常”に戻りましたが…
「きょうまでGWだと思っています!」「現実逃避ですよ、ここ」
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充実した連休が明け、街ではこんな声も─。
GWは10連休・会社員
「やばいです。いまもう、そこ(GW)が楽しかった分。あんまり頭、働かない中で今日やるみたいな感じでした」
会社員
「昨日の晩が1番だるかった。憂うつでした。『うわ、また仕事か~』みたいな」
GWは3連休+4連休・会社員
「絶望していました」
「7月まで祝日がないのが1番イヤですね。常に五月病みたいな感じなので…」
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大型連休の後、体調が悪い、やる気が出ないなど、心身に不調があらわれる、いわゆる「五月病」。都内のクリニックでは早速、五月病とみられる患者が、7日だけで3人訪れたといいます。
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長
「(GW)中盤からゴールデンウイーク明けは、少し五月病の患者さんが多いなと感じています。心と体の疲れがたまって、休みの間に解消し切れずに、寒暖差と暑さで自律神経の乱れもあって、休み明けに五月病として出てきてるのかなと」
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連休明けの“気持ちの切り替え方”を聞いてみると…
GWは10連休・会社員
「大声出すとすっきりする。カラオケや野球観戦」
GWは10連休・会社員
「土日に友達と遊ぶ。それがモチベーション」
GWは3連休+4連休・会社員
「昨日“推し”に『明日から頑張ってね』って、お褒めの言葉いただいたので、頑張らなきゃなって」
五月病を防ぐために私たちができることとして、専門の医師は、バランスの取れた食事をしっかりとり、早寝早起きをし、休日もできるだけ平日と同じ時間に起きる習慣をつけることや、朝日を浴びることも効果的だとしています。(※銀座泰明クリニック・茅野分院長による)
(5月7日放送『news zero』より)