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2050年の東京はどうなる? 持続可能な新しい価値を! 最新の技術とアイデアなど集まるスシテック東京2024を取材!

2024年5月22日 15:53
2050年の東京はどうなる? 持続可能な新しい価値を! 最新の技術とアイデアなど集まるスシテック東京2024を取材!

2050年の東京はどうなっているのか?というテーマで、最先端の技術などを紹介する国際的なイベント、その名も“Sustainable High City TechTokyo 2024”、通称スシテック東京2024が東京の有明で開催されています。

お寿司のような言葉の響きを持つこのイベント、実は未来の夢が詰まった様々な技術やアイデアなどに無料で体験することができます。後藤楽々キャスターの取材です。

後藤楽々キャスター
「シャキン! 最強になった気分です!」

後藤キャスターが乗っているのは、子どもでも操作できるというロボット。他にも空飛ぶクルマやドローンによる宅配サービスまで、最先端の“未来”を無料で体験できるイベント、それがスシテックトーキョーです。

後藤楽々キャスター
「どのぐらいの未来を想定?」

東京都政策企画局 東京eSGプロジェクト推進担当部長 久松千恵さん
「私たちが想定しているのは2050年」

後藤楽々キャスター
「50歳です、その時! 生きていますよね!きっと」

東京都政策企画局 東京eSGプロジェクト推進担当部長 久松千恵さん
「その頃にはこんな世界になっているだろうなというのを体感していただきたい」

中でもOha!4が注目したのは“海を知らないサーモン”と“走るソファ”です。

後藤楽々キャスター
「見てください。私の好きなサーモンの握り寿司がありますよ。でもサーモンとサステナブルってどういう関係があるのか気になります」

現在、国内に流通している“さけ・ます類”の約9割は輸入に頼っています。ところがこちらのサーモンは、日本初のある試みで生まれた、国産のサーモンなのです。

丸紅 食品素材・養殖開発課担当課長 安藤悠真さん
「日本で初めて国産のアトランティックサーモンの陸上養殖をする」

なんと、海ではなく陸で育てるいわば“海を知らないサーモン”を養殖しているというのです。

もともと、北大西洋海域に多く生息するアトランティックサーモン。実は、ノルウェーやチリの海でも養殖されているのですが、えさの流出などによる環境汚染が課題となっているそうです。

そこで、日本の商社とノルウェーの企業が手を組み、陸上養殖に挑戦! ろ過装置付きのタンクで水を循環させることで海の環境を守りつつ、輸入時に航空機から排出されるCO2の削減にも繋げる狙いです。

後藤楽々キャスター
「味はどんなふうに変わる?」

丸紅 食品素材・養殖開発課担当課長 安藤悠真さん
「タンクの中で(水流を起こし)絶えず泳ぎ回っているので、(身が引き締まって)少しさっぱりした味」

脂がくどくないという、こちらの“海を知らないサーモン”、いただきます!

後藤楽々キャスター
「ん~! 脂はのっているんですけど、後味はすごくさっぱり! 食べた後の臭みも感じない。未来が楽しみ!」

2024年の秋から、本格的に販売が始まるというこのサーモン。2050年には輸入に頼らず、日本生まれのサーモンが当たり前になっているかもしれませんね。

続いて、誰でも簡単に操作できる未来の乗り物! それが…走るソファ!?

メルカリ リサーチャー 山村亮介さん
「ボディーが空気で膨らむ」

空気がパンパンに入った、ソファ型の電動モビリティー“poimo”。操作は、手元のレバーを行きたい方向に傾けるだけです。車道ではなく、歩道を走行できる時速6キロ以下の速度に設定することで、子どもから大人までゆったり快適に移動できるようにと、開発したそうです。

都内から来た家族
「リラックスして座れて、ああいうので移動できたらいいねぇ」

神奈川県から来た家族
「楽しかった。フカフカだった」

2050年の東京、楽しみです!

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