絶滅危惧種のカメの管理費詐取か サンシャイン水族館元館長ら書類送検
絶滅危惧種のカメを実際よりも多く飼育しているとウソの報告をして、国から管理費をだまし取ったとして、サンシャイン水族館の元館長らが書類送検されました。
警視庁によりますと、東京・豊島区の「サンシャイン水族館」元館長の男性ら4人は、2018年から2022年にかけ、絶滅危惧種の「ビルマホシガメ」を実際よりも多く飼育していると国に報告し、管理費およそ15万円をだまし取った疑いがもたれています。
この「ビルマホシガメ」は、税関が押収した15匹で、サンシャイン水族館が譲り受け、管理をしているとしていましたが、実際には10匹を元職員らに渡していたということです。
また警視庁は、譲り受けた元職員の植田正恵容疑者や、夫の智士容疑者を、繁殖させたカメを知人に譲り渡したとして、逮捕しています。