3日未明、横浜市の神社の境内で、樹齢250年のご神木が燃える火事がありました。警察は放火の疑いも視野に、捜査しています。

警察によりますと、3日午前4時半ごろ、横浜市南区にある、お三の宮日枝神社で「クスノキから煙が出ている」と通行人から110番通報がありました。

煙が出ていたのは、境内にある高さおよそ15メートル、樹齢250年のご神木で、木に穴を開けるなどし、消火活動が行われ、およそ2時間後に消し止められました。

宮司によりますと、防犯カメラには午前0時ごろから午前4時ごろにかけて、50代から60代の男性とみられる人物が境内などをうろついたあと、木に火をつけようとする様子がうつっていたということです。

お三の宮日枝神社・宮司
「神社は私が宮司ですので、大切なものですけど、私だけでなくて、みなさまの財産。ぜひ、早く捕まってもらいたいと思います」

警察は、放火の疑いも視野に捜査しています。