立憲民主党の野田代表は3日、ほかの野党党首と相次いで会談し、今国会での共闘や衆議院選挙での協力を呼びかけました。

立憲民主党・野田代表
「連携して予算委員会の開催を要求していきましょう、ということについては完全に一致することができました」

立憲民主党の野田代表は、日本維新の会の馬場代表、国民民主党の玉木代表、共産党の田村委員長と相次いで会談し、与党側に今国会での予算委員会の開催を求めることや、企業・団体献金の禁止や各政党の政策活動費を廃止する法案の共同提出に向けて調整を進めることで一致しました。

また、野田代表は今月27日の衆議院選挙に向け、自民党のいわゆる裏金議員の選挙区で野党の候補者一本化を呼びかけました。

日本維新の会・馬場代表
「現在、野党候補が1人しか立っていない、もしくはまだ擁立ができていない、そういう選挙区については協力をするということについて考える余地はある」

国民民主党・玉木代表
「裏金議員のところに一本化を図ろうということであれば、（立憲には）最低限のルールは守っていただきたい」

共産党・田村委員長
「個々の裏金議員を落とすかどうかという争点ではなく、やはり自民党の組織派的犯罪として真相解明させることが求められている」

候補者の一本化をめぐっては各党間で温度差があり、今後も調整を続けるということです。