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新米の季節! お米の魅力“再発見” 銘柄ごとにマッチする料理も紹介!

2022年9月15日 21:44
新米の季節! お米の魅力“再発見” 銘柄ごとにマッチする料理も紹介!

少しずつ秋らしくなってきて、新米の季節がやってきました。小麦価格の高騰や円安が進む中、お米が注目されています。

◇米の味 早見表
◇この米には”この料理法”
◇炊き方・保存法

以上の3つのポイントについて、詳しく解説します。

■米の消費量 ピーク時の“半分以下”に

今年4月に全国1000人を対象に行われた「朝食」についてのアンケートでは、「朝はパンを食べる」という人が43%と、「米類を食べる」の31%よりも多い結果になりました(調査:ナビット)。

このお米離れは、今に始まったことではありません。国民1人あたりが1年間に消費する米の量は、1962年度の118.3kgをピークに減少傾向にあって、2020年は50.8kgとピーク時と比べると半分以下になっています。理由は、一人暮らしや共働き世帯が増え、家でご飯を炊く機会が減ったことや、食生活の変化・多様化などもあげられています。

■あなたの好みは…? お米ごとの「テイストマップ」

こうした中、お米の消費拡大に向けて、先月JA全農は「RICE TASTE MAP(ライステイストマップ)」を発表しました。お米の味を、「甘い」、「あっさり・さっぱり」、「しっかり(かため)」、「もちもち(やわらかめ)」に分類して、全国各地の全農担当者が選んだ43銘柄を対象にしています。

例えば北海道イチオシの「ゆめぴりか」は、「甘くて、もちもち」に分類されています。また一方で、4年前にデビューしたばかりの新しい銘柄である富山イチオシの「富富富」は、「しっかり、あっさり・さっぱり」というところに分類されています。

そして、米どころ新潟イチオシは「コシヒカリ」ではなく「新之助」です。こちらも5年前に本格デビューしたばかりですが、味は「甘い、しっかり」に分類されています

■しょうが焼きやカレー…お米の個性に合わせたマッチする料理を紹介

さらにJA全農は、このマップと合わせて、それぞれの銘柄にマッチする料理も発表しています。

先ほどの富山の「富富富」にマッチする料理は、「しょうが焼き」です。「富富富」は、口に含むとさっぱりとした中にも、ほどよい甘みとうまみが広がるそうです。主張しすぎないからこそ、しょうが焼きとマッチするということです。

そして山形の「雪若丸」に合うのは「カレーライス」だということです。一粒一粒にしっかりとした弾力があり、カレーをかけて食べてもご飯が負けないということです。

そして、新潟イチオシ「新之助」にマッチする料理は「塩おにぎり」です。何もいらない、お米単体で戦えるということです。「新之助」は粒立ちが美しく、上質なうまみを持ち、お米の味そのものを楽しむのがおススメだということです。

■「新米は水少なめに」実は間違い?

新米はそれだけで十分おいしいですが、正しい保存方法や炊き方のコツをマスターすると、一層おいしく食べられます。そのコツついて、ごはんソムリエなどに聞いてみました。

◇保存方法
お米は、基本的には長期保存は避け、精米した日から1か月程度で食べきるのが理想です。常温保存は避けて、冷蔵庫の野菜室で保存するのが良いそうです。また、お米はニオイがうつりやすいので、専用のタッパーやペットボトルなど、しっかりと密閉できる容器に入れましょう。

◇炊き方
新米を炊く時の水の量は、「普段よりも気持ち少なめにする」と教わった人もいるかもしれませんが、実は間違いです。昔は、保存しているうちにお米が乾燥していくことを踏まえて水の量が設定されていたため、「新米の時は水を少なめに…」と言われていました。しかし今は保存技術が進化して、そんなに乾燥しなくなりました。そのため、新米だろうと新米でなかろうと、水の量に差をつける必要がなくなりました。

そして、炊きあがったご飯を全部食べきれない場合は、冷凍保存がお勧めです。その際は、アツアツのうちにラップで包み、粗熱がとれてから冷凍庫へ入れるのがおススメだということです。

    ◇

今はいろんな銘柄のお米が流通しているので、ごはんソムリエの方は「2キロなど小さめの袋で買って、いろんな味を楽しんでほしい」と話していました。今年の秋は、自分好みのお米を見つけるのもいいかもしれません。

(2022年9月15日午後4時半ごろ放送 news every.「知りたいッ!」より)