22日は関東などで大気の状態が不安定になり、雷雨となっているところもありました。東京都心では気温が29.4℃まで上昇しましたが、23日は10℃以上下がり、3月下旬並みと季節が逆戻りしそうです。

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22日、関東地方は午後になり天気が急変しました。

記者（埼玉・熊谷市、22日午後3時50分ごろ）
「前が見えないほど、雨が強くなってきました」

路面はあっという間にぬれ、車は水しぶきをあげて走っていました。

埼玉・熊谷市のガソリンスタンドには、車ではなく自転車に乗る男性がいました。

「ザーザー降り。下も着ないとびしょびしょになっちゃう」

ガソリンスタンドで雨宿りをしていた50代男性は、帰宅途中の急な雨で、歩道橋の下で雨具を着たといいます。天気予報を見て雨具を準備していたといいますが、雨の中、10キロ以上の道のりを帰るということです。

一方、さいたま市では、急な雨に走る人たちや、雨具を忘れたのかびしょびしょになる人が見られました。

雨は関東以外でも降りました。18日に梅雨入りした鹿児島・奄美地方では活発な雨雲が通過し、鹿児島・天城で1時間に33.5ミリの激しい雨を観測するなど、梅雨の大雨となっていました。

関東地方では、22日夜にかけて激しい雷雨が予想されています。この要因は、上空の寒気と22日の暑さです。

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東京都心では日中、雲が多かったものの、最高気温は7月中旬並みの29.4℃まで上昇しました。

30代
「夏みたいです。（日傘）ささないと熱中症になりそう」

60代
「けっこう蒸し暑いかなと、思いますけど」

観光地の浅草では、人力車の人たちが水分補給をするなど暑さ対策がかかせないようでした。しかし、気にしていたのは、翌日・23日の天気です。

時代屋　碓井雅大さん
「暑くなったので、片付けそうになるんですけど、こういう時に来るんですよね、寒さ。だから、冬用の毛布もまだちゃんと装備しています」

23日の東京の予想最高気温は16℃と10℃以上急降下。関東地方では23日の日中は冷たい雨となるため体調管理に注意が必要です。