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小学生2人が迷子を保護し警察から感謝状 「車にひかれたら…」コンビニに連れて行き…

2022年12月6日 22:13
小学生2人が迷子を保護し警察から感謝状 「車にひかれたら…」コンビニに連れて行き…

6日午後、茨城・つくば市の小学校に通う5年生の長尾凌太郎くんと4年生の大塚尊くんが警察から感謝状を受け取りました。

4年生 大塚尊くん
「道路で1人で歩いていたから、危ないと思ったので助けました」

5年生 長尾凌太郎くん
「親とかいないし、もし万が一(車に)ひかれたらと考えて声をかけました」

2人が警察から感謝された理由は、迷子の保護です。

場所は、茨城・つくば市の県道沿いでした。先月27日、2人は遊びに行こうと自転車に乗っていたところ、出会ったのは7歳の男の子。2人は声をかけましたが、名前が言えず、近くに親の姿も見当たりませんでした。

5年生 長尾凌太郎くん
「セブンの店員さんにお話をして、警察を呼んでもらって」

近くのコンビニへ男の子を連れて行き、110番通報してもらったということです。通報した店員に、当時の様子を聞きました。

通報したコンビニの店員
「(迷子になった男の子は)すごくキョロキョロしてて、店の中で騒いでいる感じだったんですけど、(2人の)小学生たちが面倒見てくれていたので、警察来るまで結構落ち着いて待っていることができました」

男の子は、兄弟げんかで家を飛び出し、迷子になったといいます。2人の思いやりあふれる行動で、無事、警察に保護されました。

5年生 長尾凌太郎くん
「(感謝状を)もらう時は少し恥ずかしかったけど、もらった後はうれしかったです。事故とか、人の命を守るようなことしてよかったと思います」

4年生 大塚尊くん
「人助けをしてよかったなと思いました」