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気軽に“瞑想” 専用スペースが人気のワケ

2018年8月24日 16:18
気軽に“瞑想” 専用スペースが人気のワケ

目を閉じて自分の意識と向き合う“瞑想(めいそう)”をするための専用スタジオが、東京・新宿にあります。お金を払って30分間、外の世界を遮断するというこのスタジオには、どんな人が訪れるのでしょうか。

新宿のヨガスタジオに併設された神秘的な空間を進むと、瞑想だけを目的に作られたスペースがあります。初心者でも気軽に行えるよう、音声ガイダンスに従った30分間の有料プログラムで、もちろん電子機器の持ち込みは厳禁です。その音声ガイダンスの内容とは――

「背筋を伸ばして座ります。両手は力を抜いて、ももの上の好きな所に置きます」

座り方から始まり、呼吸法や視線の位置まで指南。スムーズに瞑想できるよう誘導していきます。外界を遮断し、意識を自分だけに向けられる環境です。

初来店の企画職の女性は、仕事にいい影響を与えられないかと、会社帰りに瞑想を試しに来たといいます。

「(仕事で)プレッシャーは感じることはあるかもしれない。アイデアが生まれてくるかの話じゃないですか」

プログラムが始まり、音声ガイダンスの指示通りに進行していきます。

「まぶたをわずかに開きます。ゆっくりとまばたきを繰り返しても良いでしょう」

そして、プログラムが終了。その感想は――

「瞑想ってもっと考えたりするのかなって思ってましたけど、無心になる感じでしたね。その切り替えが仕事上でも重要で、その時に瞑想があったらリセットされるかもしれない」

瞑想スペースを運営するヨギーの古藤さんはこう話します。

「何か情報もすぐにネットで拾える時代なので、逆にそこから離れるのが難しい時代。だからこそこういう場所や瞑想という行為が必要になってきてると思う」


【the SOCIAL trendより】

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