厚真町で「り災証明書」の申請が始まる
北海道の胆振東部地震で震度7を観測し、多くの家屋が倒壊した厚真町では、12日から「り災証明書」の申請が始まり、被災した町民が受け付けに訪れた。
厚真町ではこれまでに、220もの家屋の倒壊が確認されている。12日、被災した住宅などの居住者を対象に、公的な支援を受けるために必要な「り災証明書」の申請受け付けが始まった。
申請した男性「やっぱり自分の家がいいからね。早く結論を出してもらわないと」
町内のパークゴルフ場や会館などでは、壊れた家具や家電の無料回収が始まっている。
ゴミ捨てに来た人「処分するのにどうすればいいか迷っていたけど、こういう場所ができて助かる」
一方、午後2時ごろ、スキージャンプの葛西紀明選手らが、むかわ町の避難所を訪問。町民のために支援物資を自ら届けた。
葛西選手「僕らが来ることによって、少しでも元気や笑顔が出たらいいなと」
このあと、葛西選手らは厚真町の避難所なども訪問した。