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札幌五輪、30年大会招致に変更 震災影響

2018年9月18日 1:20

2026年の冬季オリンピック・パラリンピックの招致を目指していた札幌市は、IOC(=国際オリンピック委員会)と会談して、2030年大会の招致に変更することで合意したという。

札幌市の町田副市長らは17日、JOC(=日本オリンピック委員会)の竹田会長とともにスイスのIOC本部を訪れ、バッハ会長と会談した。

札幌市は、今月発生した胆振東部地震の復旧対応で、来月から本格化する2026年大会への立候補の準備が難しいとして、2030年大会への立候補に変更したい意向を伝えた。

バッハ会長はこの意向に理解を示して、札幌市とは30年大会に向けた対話を継続することで合意したという。

札幌市の秋元市長は、震災から復興した後は、30年大会に向けた取り組みを進めたいとしている。