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貴乃花親方“引退することが最善の道”

2018年9月26日 1:43

大相撲の元横綱・貴乃花親方が25日、日本相撲協会に引退届を出した。弟子への傷害事件をめぐる相撲協会の対応が問題だとして、貴乃花親方が、内閣府に出した告発状を、事実無根だと認めるよう、圧力があったが、それはできないので引退すると話した。

貴乃花親方「私、貴乃花光司は、本日、公益財団法人日本相撲協会に年寄を引退する旨の届を提出いたしました。いずれかの一門に入る条件として、告発の内容は事実無根な理由に基づいてなされたものであると認めるように、との要請を受け続けておりました。真実を曲げて、告発は事実無根だと認めることは、私にはできません」

貴乃花親方は、このように話した上で、引退することが最善の道だと「苦渋の決断をするに至った」と強調した。

部屋の力士ら全員は、以前、貴乃花部屋にいた千賀ノ浦親方の部屋に所属を変更するとしている。

貴乃花親方「無念と言いますか、悲しい思いですけれども、弟子たちが土俵で活躍することが何よりも最優先すべきことだと」

また、相撲協会の執行部については、「暴行事件の時に第三者委員会がたちあげられなかったことは、残念」だと述べ、今後、不祥事が起きた際には、第三者委員会という外部の目線を入れて欲しいなどと話した。

今後は、協会とは違う形で、入門する前の子どもたちに相撲を通してかかわりたい、としている。

一方、日本相撲協会は貴乃花親方の主張を真っ向から否定した。

日本相撲協会・芝田山広報部長「(告発状の)事実無根を認めなければ、廃業させる、一門にいれない、といったことはございません。告発状の内容について貴乃花親方と年寄総会とで認識が異なるが、この点については、お互い文書でやりとりしていた最中です」

すべての親方がいずれかの一門に所属する仕組みについては、無所属の個人に協会から運営補助金が支給されると、透明化が図れないため、一門への所属を求めたと説明した。

日本相撲協会・芝田山広報部長「一門にはこれまで、協会から運営補助金が支給されてきましたが、透明化を図る必要があるということであります」