西日本豪雨から3か月 被災地は台風に警戒
西日本豪雨から6日で3か月を迎えるが、岡山県で最も甚大な被害を受けた倉敷市真備町では、被災した住民が5日も台風への警戒など、生活の立て直しに追われている。
3か月前の西日本豪雨で、末政川の堤防が決壊した倉敷市真備町の有井地区では、今なお、倒壊した家屋や土砂の撤去が終わっておらず、5日は台風25号の接近に警戒して、排水工事が進められていた。
岡山県では、西日本豪雨で61人が死亡、うち51人が真備町で犠牲となった。
被災した多くの住民が、真備町外のみなし仮設住宅などに移り住んだが、避難所生活が続く人もいて、二万小学校では50人が身を寄せている。
豪雨から3か月の節目、今後も息の長い復興支援が求められる。