お寺がお守りとして売るSDカードは8ギガ
パソコンなどに差し込むSDカードを「お守り」として売っているお寺がある。このSDカードには何が入っているのだろうか?
京都の法輪寺ではお守りがSDカードだ。なぜSDカードなのかというと…マイクロSDタイプのお守りをパソコンにセット、中には虚空蔵菩薩のJPEG画像が入っている。
これを、パソコンの壁紙や携帯電話の待ち受けにすることで、いつでも虚空蔵菩薩を身につけることができるのだ。住職は、アップルウオッチに虚空蔵菩薩。
法輪寺・藤本高仝住職「時計に入れちゃえば万全ですので」
肌身離さず持ち歩いてほしいと考えられたのがSDカードお守りだ。
法輪寺が創建されたのは奈良時代。当時から雷の神様である電電明神を祀(まつ)っていた。
今では、パナソニック、NHK大阪放送局、関西電力、NTTなどあらゆる電気関連事業者に守り神としてもあがめられている。なかには、潜水艦やソフトバンクの名前もある。
電気の神様という電電宮には、SDカードお守りを目当てに海外からの参拝客も訪れている。
藤本住職「これが1番大事で、いつも仏様と一緒にいるという気持ちが、信仰につながっていきますので、こういう風に普段持つものの中にぜひ、お守りとして持っていただきたい」
【the SOCIAL viewより】