東京医科大不正入試 慰謝料など請求も
東京医科大学が女性の受験生に不利な得点調整を行っていた問題で、元受験生らの弁護団が成績開示や慰謝料などを東京医科大学に請求をすると発表した。
今回、慰謝料などを請求するのは、女性であることを理由に東京医科大学を不合格になったことが疑われる元受験生ら約20人。成績や合否判定の開示、受験料の返還、ひと年度の受験にあたり10万円の慰謝料、また受験の際の交通費や宿泊費を求めて、今月29日に東京医科大学に対し請求を行うという。
東京医科大学をめぐっては23日、第三者委員会が、昨年と今年の入試で、女性55人が実際は合格ラインに達していたのに不合格になっていたと発表した。弁護団では「本当に言葉がない」などとコメントしている。