「西日本豪雨」当時の“110番通報”公開
各地で甚大な被害が発生した「西日本豪雨」から、6日で4か月。広島県警は災害が起き始めた7月6日夜の「通信指令室」の音声を公開した。
広島県警通信指令課「自然災害で土砂崩れ。家が流されている」「車両2台が川へ転落。『助けて』と声を出している」「入電後『川が』のみ述べ、その後断、以後逆信もつながらず」
県警が公開した災害発生当時の音声記録。
7月6日から3日間の「110番通報」はおよそ5900件に上った。ピークは7日の2600件近くで、4年前の「広島市土砂災害」の2倍以上に達した。
広島県では西日本豪雨災害で109人が犠牲となり、4か月がたった現在も5人の行方がわかっていない。県警は6日朝から、およそ170人を動員して三原市本郷町の沼田川など5つの河川を捜索している。