大型トラック「過積載」一斉取り締まり
危険な事故や道路の劣化を招くため取り締まりが強化されている、大型トラックのいわゆる「過積載」について、9日、首都圏で一斉取り締まりが行われた。
9日の取り締まりは、法律で定められた基準を超える荷物を積んだ「過積載」の大型トラックがないか調べるため、国土交通省や警察などが合同で、首都圏の18か所で一斉に行われた。取り締まりでは、トラックの重さを計測したり、必要な許可証を持っているかなどを確認したりした。
過積載のトラックは危険な事故原因になるほか、道路を劣化させる主な原因となるため、2015年2月に規制が強化され、重量が基準の2倍以上の悪質な違反者については、ただちに国交省などが警察に告発できるようになった。規制の強化以降、先月までに全国で41件告発されたという。