両陛下、6年前の西日本豪雨被災地で黙礼 岡山・倉敷市真備町
岡山県を訪問中の天皇皇后両陛下は、6年前の西日本豪雨で甚大な被害を受けた倉敷市真備町を訪れ、黙礼されました。
天皇皇后両陛下は、26日午後、倉敷市真備町の「まびふれあい公園」に到着されました。
真備町は、2018年の西日本豪雨によって甚大な被害を受け、74人の方が犠牲となりました。
この公園は、浸水の跡地をかさ上げして整備が進められていて、倉敷市長の説明に対し、陛下は「ここが、川が決壊した場所ですか」などと質問され、皇后さまは「何人ぐらいの方が、戻ってきているんですか」などとたずねられていました。そして、ゆっくりと頭を下げ、黙礼をされていました。
その後、両陛下は被災した住民と懇談し、陛下は「何が一番ご苦労されましたか」などと言葉を掛け、復興への尽力をねぎらわれていました。