両陛下 北海道地震の被災地を訪問
天皇皇后両陛下は15日、北海道胆振東部地震の被災地を訪れ、被災した人たちを見舞われた。
15日午後、天皇皇后両陛下は飛行機で北海道に入り、厚真町を訪問された。厚真町では、今年9月に発生した北海道胆振東部地震による大規模な土砂崩れで36人が亡くなり、今もなお、約50人が避難所での生活を続けている。
両陛下はまず、大規模な土砂崩れで民家などが押しつぶされた地区を訪れ、「あれもみんなそうですか」と話しながら崩れた山肌を見つめられた。その後、遺族や被災者らと面会して、「普段と違う生活でしょうから、からだをお大事にね」などと被災者を気遣われた。
両陛下は地震による被害に心を痛め、お見舞いのための訪問を強く望まれていたという。