お年寄りがディスコでフィーバー!笑顔に

音楽を大音量で流してダンスを楽しむ「ディスコ」を高齢者施設で行うイベントが盛り上がりを見せている。ミラーボールの下で、お年寄りが楽しむ様子をご覧あれ。
お年寄りがディスコでフィーバー!手作りミラーボールの下で踊るのは60代から90代の約40人。
DJ「さあスタートしますよ!百葉の会、虎ノ門デイサービス ディスコタイム。オープニングナンバーはこの曲からスタートしたいと思います。リクエストをしてくださったのは河合さん。河合さん、ありがとうございます!いきましょう!」
ABBAの『ダンシング・クイーン』でDJタイムがスタート!高齢者施設で本格的なディスコを楽しむという今回で3回目のこのプロジェクト。お年寄りからのリクエストをもとに往年のディスコナンバーが流れる。
DJ「アース・ウィンド&ファイアー『セプテンバー』!」
年配の人でも楽しめるよう、座りながらの振り付けだ。全17曲、会場は熱気に包まれた。この日のためにオシャレにキメてきた鈴山ミエコさん。
鈴山さん「(ディスコは)よく行ってましたよ。若さを謳歌(おうか)しました。もう93歳ですもの」
30代で長崎から上京し初めて行ったディスコ、華やかな世界だったという。
鈴山さん「戦争で暗い服装ばっかりしてたでしょ。もう戦争が終わって今度は明るいのに頭を切り替えました」
今回ディスコに参加し、あの頃の思い出がよみがえったという。
鈴山さん「こういう踊りを若い時にやったんだなって思ったら、またさらに年を忘れて元気をもらいました」
企画したのは、30年以上ディスコブームを牽引(けんいん)してきたDJ OSSHYこと押阪雅彦さん。
押阪さん「人生100年時代を迎えるにあたって、体を音楽に合わせて動かすという行為を人前でやることが重要だと思っていて、おなじみのYMCAのポーズを取ったり、みんなでひとつのことをする一体感、そこが笑顔につながっていくんじゃないか」
【the SOCIAL viewより】