駄菓子で交流する高齢者住宅 店番は入居者
千葉県浦安市にある駄菓子屋。実はここ、高齢者施設の中にある。高齢者と子どもの温かな交流が「駄菓子」を通じて生まれている。
駄菓子屋の店番をしているのは式守悦子さん、87歳。実はここ、高齢者住宅(銀木犀 浦安)に併設された駄菓子屋だ。式守さんも入居者の1人。多いときで1日に300人ほどが訪れるという。
式守さん「子どもたちと触れ合っていると時間がたつのを忘れるじゃないですか。ここに来ているとあっという間に1時間や2時間たつのを忘れるから」
駄菓子屋のほかに食堂も一般に開放されている。
利用客「おばあちゃんたちが食べているのと同じメニューなので、子どもがすごく食べやすいんですよ」
軟らかめに調理された食事は子育て中のお母さんたちに人気だ。ランチタイム限定で入居者と同じ食事が650円で食べられる。このほかに音楽イベントや季節のイベントが行われていて地域住民との交流も盛んだ。
銀木犀 浦安・麓慎一郎所長「駄菓子屋をつくれば自然と子どもたちの方からこちらにやって来る。入居者の方とお帰りになるときとか、いらっしゃったときとか交流されてお話ししたり、もちろんそういう効果も結果論ですけどあります」
【the SOCIAL lifeより】