介護用品の注意呼びかけ 高齢者3割事故も
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高齢者の介護用品などによる事故が相次いでいるとして、敬老の日を前に、NITE(=製品評価技術基盤機構)が注意を呼びかけた。
事故の再現映像には、介護ベッドの柵の外に腕が出ていることに気付かないまま、介助者がリモコンで背もたれを起こし、腕が挟まれてしまう様子が収められていた。
NITEによると、2013年度からの5年間に起きた製品事故のうち、高齢者の事故が全体の約3割を占めていて、死亡事故についても高齢者が7割以上を占めているという。
石油ストーブに給油する際、給油口のキャップが閉まっておらず火災が起きたり、電動車いすの運転操作を誤って転落死したりするケースがあった。
NITEは周囲の人が注意を配り、改良された製品への買い替えも検討するよう呼び掛けている。