埼玉・八潮市の道路陥没事故 ボックスカルバートの撤去終了 救助に向け安全確認進める
![埼玉・八潮市の道路陥没事故 ボックスカルバートの撤去終了 救助に向け安全確認進める](https://news.ntv.co.jp/gimage/n24/articles/46262d8723dd48adb799654671b8cba1/44fc21a7-c909-4a58-82f4-e937f65bc44d.jpeg?w=1200)
埼玉県八潮市の陥没事故で7日から行われていた「ボックスカルバート」と呼ばれる農業用水路の撤去が終了し、本格的な捜索活動に向けた安全確認が進められています。
先月28日、八潮市の道路が陥没しトラックが転落した事故では運転手の安否がいまもわかっていません。
下水道管の下流では運転席とみられるものが見つかっていますが、「ボックスカルバート」と呼ばれる、現在は使われていない、コンクリート製の農業用水路が崩落する恐れがあり、救助活動が難航しています。
県はこの用水路について、7日午後7時半頃から撤去作業を開始し、8日朝までにボックスカルバートの撤去を終了したということです。
現在、消防による本格的な捜索活動に向け、安全確認が進められています。
この撤去作業をめぐっては、作業により地盤沈下やさらなる崩落が起きる可能性もあるとして県は、周辺の住宅14軒の住民にホテルを用意するなどして避難を呼びかけていて、避難は現在も続いています。