コンクリート製の農業用水路、地盤改良し今夜にも撤去開始へ 八潮市道路陥没事故
埼玉県八潮市の陥没事故で、県は救助活動を阻んでいるコンクリート製の農業用水路の撤去を7日夜にも始めたい考えです。
先月28日、八潮市の道路が陥没しトラックが転落した事故では、運転手の安否がいまもわかっていません。
下流の下水道管では運転席とみられるものが見つかっていますが、ボックスカルバートと呼ばれる、現在は使われていないコンクリート製の農業用水路が崩落するおそれがあり、救助活動は難航しています。
県はこの用水路について、周辺の地盤改良などができ次第、7日夜にも撤去を始めたいということです。
県は、運転席とみられるものを取り出すため、真上の地表から下水道管に向け穴を掘る手段も含め、対応を検討しています。
最終更新日:2025年2月7日 16:17