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日航と全日空、パイロットの飲酒問題で謝罪

2018年11月17日 0:00

航空会社でパイロットによる過度の飲酒が相次いでいる問題で、日本航空と全日空が再発防止策を国土交通省に報告し、改めて謝罪した。

日本航空は、基準値を大きく超えるアルコールが検出された副操縦士がイギリスで逮捕された事件について、再発防止策を国土交通省に報告した。

日本航空は、副操縦士が社内でのアルコール検査の際、感知器にきちんと息を吹きかけず、意図的に不正を行っていたと断定せざるを得ないとしたほか、機長の1人が、副操縦士が検査する様子の確認をしていなかったと明らかにした。

一方、先月、機長の二日酔いによって航空機の遅延が発生した全日空も国交省に調査結果を報告し、パイロットの飲酒量を乗務の12時間前までに缶ビールに換算して500ミリリットル2本までと社内規則に初めて明文化するなどの対策を講じると発表した。

一連の問題を受け、国土交通省は、パイロットの飲酒についての統一的な基準を年内にも策定する方針。

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