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復興を見つめて…熊本城の大イチョウ色づく

2018年11月22日 16:44
復興を見つめて…熊本城の大イチョウ色づく

熊本地震からの復興を見つめ続ける熊本城の大イチョウ。今年もきれいに色づき、22日、報道陣に公開された。

加藤清正が植えたとされる高さ21メートルの大イチョウ。1860年に強風で幹が折れ、17年後の1877年には西南戦争で焼けて枯れてしまった。しかし、焼け残った根元から再び芽吹き、今の姿になった。

今年も熊本地震からの復旧工事の影響で一般客が近づくことはできないが、黄色く色づき、見頃となっている。大イチョウが見守る大天守は、石垣の積み直しが終わり、現在は微調整に入っていて、来年1月には、小天守の石垣の積み直しが始まる。

熊本城総合事務所・野本達雄副所長「(天守閣の)しっくいが新しいので、白と黒のコントラスト、青空と黄色、緑というイチョウのコントラストがきれい。工事も順調に進んでいるので、安心して見ている」

来年の10月5日からは、大イチョウがある天守閣周辺を一般客向けに特別公開する予定。

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