13年前男児が死亡…遺族が“死亡ひき逃げ事件”時効撤廃を訴え 埼玉・熊谷市
埼玉県熊谷市で13年前、小学生の男の子がひき逃げされ死亡した未解決事件で、遺族が死亡ひき逃げ事件の時効撤廃を訴えました。
この事件は2009年、熊谷市の路上で当時小学4年生の小関孝徳くんが、自転車で帰宅途中、車にはねられ死亡したもので、現在も犯人は逮捕されていません。
今年3月、埼玉県議会が死亡ひき逃げの時効撤廃を国に求める意見書を採択するなどした中、母親の代里子さんは5日、自民党県議らの勉強会で時効撤廃についてあらためて呼びかけました。
小関孝徳くんの母親・代里子さん「被害者が死んでもかまわないと逃げてしまう悪質な行為は、殺人事件と変わらないと気づいてもらいたい。(死亡ひき逃げの)時効撤廃をすることで、逃げられないという重い認識を持ってもらうことになるのではないでしょうか」
代里子さんは近く時効をむかえる事件もあるとして、速やかな対応を求めました。