「不登校傾向」中学生 推計で約33万人に
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学校にうまくなじめない「不登校傾向」にある中学生の数が、約33万人にのぼるとの調査結果が公表された。
この調査は子どもの支援に取り組む日本財団が、12~15歳の6500人を対象に行ったもの。1週間以上連続して学校を欠席したり、授業に参加する時間が少なかったりする「不登校傾向」にある中学生が全体の10.2%、推計で約33万人にのぼったという。
文部科学省による調査では、年に30日以上欠席する不登校の中学生は全国10万人あまりとなっていて、その約3倍。理由については人間関係のほか、「授業がよくわからない」など学習面での回答が多く見られたということで、日本財団は「これまでの調査は氷山の一角。調査の仕方などを検討し、学習面での対策もしてほしい」としている。