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気象庁 石川・珠洲市に新たな津波観測装置を設置へ

2024年2月8日 11:46
気象庁 石川・珠洲市に新たな津波観測装置を設置へ
能登半島地震の影響で津波などの観測ができなくなっていた石川・珠洲市に気象庁は8日、新たな観測装置を設置します。作業が行われている港から中継です。

珠洲市の飯田港では今まさに気象庁の職員や作業員らによる装置の設置作業が進められています。作業は午前10時から始まり、正午ごろに完了する予定です。

8日に設置された「機動型津波観測装置」は、水面まで電波を飛ばして潮位の変化や津波などを観測します。

ソーラーパネルや風力発電のほか、5日分のバッテリーも備えられていて、悪天候が続いても運用できます。

気象庁によりますと、地震の影響で気象庁が使用する石川県内の観測点のうち、珠洲市や輪島市で津波の観測ができなくなっていました。

輪島市では先月、輪島港に、観測装置が設置されており、8日、珠洲市での設置が完了すると石川県内の気象庁の観測点すべてで観測が可能になります。

気象庁はこのあと、正確なデータが収集できるか確認し、早ければ9日から運用開始するということです。