三浦雄一郎さん(86)南米最高峰に挑む
冒険家の三浦雄一郎さんが南米最高峰「アコンカグア」の登頂と、スキーでの滑降に挑戦する。86歳になっても衰えを知らない体力、トレーニングの様子に密着した。
86歳で700グラムのステーキをペロリと平らげる。冒険家・三浦雄一郎さんの新たな挑戦、それはチリとアルゼンチンの国境付近にある南米最高峰・アコンカグアへの登頂とスキーでの滑降。
三浦さん「究極の“老人介護登山”(笑)」
そのトレーニングはまさに超人的だ。まずは食事。息子と2人で1.6キロのステーキを、月に1、2回は思いっきり食べる。息子の豪太さんは少し残していた。
そして週3回、約4キロのウオーキング。リュックには…
三浦さん「これが5キロずつのダンベル」
特注品の靴と合わせて、20キロほどの重りを身につけて1時間半ほど歩く。
標高の高い山に体を慣らすための対策もしている。事務所内にある「低酸素室」で週4回、2時間から4時間ほど軽い運動などをしているという。酸素の量は平地の半分ほど。体力測定すると、三浦さんの筋肉量は20代の投てき選手以上だという。
三浦さんの体力測定を行う鹿屋体育大学・山本正嘉教授「パワー系のアスリート以上の筋肉や骨の量を維持している」
しかし、86歳の体には不安もある。
三浦さん「えー不整脈、また心臓が非常に変な具合に肥大していると」
心肺機能は90歳の平均より低いという。
三浦さん「今、86歳。あまり体調が良くないんですけど、アコンカグアに実際行ってみて、この先もっと行けるという感じになれば、次の目標ということになると思います」
三浦さんは2019年1月2日に日本を出発する予定だ。
【the SOCIAL lifeより】