北海道で遅い初雪 スキー場は「神頼み…」
ようやく、冬の足音が近づいてきた。北海道では14日、上空に冬の寒気が流れ込み、記録的に遅い初雪を観測した。
旭川では午前8時前、旭川地方気象台の職員によって雪がちらついているのが確認され、気象台は今シーズン初めて、雪が降ったと発表した。これは平年より22日遅く、観測史上2番目に遅い初雪だという。
その後、稚内や網走でも記録的に遅い初雪となり、稚内では、観測史上、最も遅い初雪となった。
しかし、まだ本格的な雪にはほど遠く、日中ゲレンデは上から下まで見事に緑色で、白い雪の部分は全く見当たらなかった。カムイスキーリンクスは12月1日がオープン予定ということだが、スキー場の方は、「もう神頼みしかない」と嘆いていた。
このように季節の進みが遅れていた北海道だが、気象庁によると、今週末からは雪が降る日が増えそうだという。