日本海の冬の味覚ズワイガニ漁が一斉に解禁となり、このうち「越前がに」で知られる福井県沖でも今シーズンの漁が始まった。

５日夜は県内トップの水揚げを誇る越前漁港から４４隻の底引き網漁船が次々と漁場を目指した。

解禁と同時に網を入れ、およそ１時間後に引き揚げるとオスのズワイガニやメスのセイコガニが次々と姿を見せた。夕方からは初セリが行われることになっていて、港には活気の良い掛け声が響く。

ところで、越前がには今年、地域固有の特産物を守る国の「地理的表示保護制度」に登録され、さらなるブランド化が期待されている。