阪神・淡路大震災 『つなぐ』の思いは…
6434人が犠牲となった阪神・淡路大震災から17日で24年。神戸市の追悼会場から中継。
神戸市民の4割以上が震災を経験していないとされる中、5000本の竹灯籠づくりには、震災を知らない中学生も参加していた。神戸市内では、地震が発生した午前5時46分に各地で黙とうがささげられ、追悼式が行われた。
兵庫・西宮市内で被災(53)「込み上げてくるものがありますよね。1月17日となれば、どうしても忘れてはいけない」
父を亡くした小島汀さん(27)「本当に大切な人が、この日、この時間に亡くなった。父への想いは変わらず、むしろ強くなっていると思う。より(震災のことを)伝えていきたいと思います」
さらに今年からは、教訓を広く語り継ぐため、東京の日比谷公園にも追悼会場が設けられている。
今年、竹灯籠で描かれたのは『つなぐ』という文字。阪神・淡路大震災の教訓を神戸から全国に伝えていきたいという思いが込められている。