インドネシアのスラウェシ島西部で１５日未明、マグニチュード６．２の地震があり、倒壊した建物の下敷きになるなどして少なくとも８人が死亡しました。

アメリカの地質調査所によりますと日本時間１５日午前３時半頃、スラウェシ島西部を震源とするマグニチュード６．２の地震がありました。

津波はありませんでしたが、この地震により西スラウェシ州では大きな病院や住宅が倒壊し、これまでに少なくとも８人が死亡、６００人以上がケガをしました。現地ではがれきの下に取り残された人の救助活動が行われています。

気象当局は余震とみられる揺れが続いていることから、今後、津波を引き起こす大きな地震が起きる可能性があるとして警戒を呼びかけていて、周辺の住民１万５０００人以上が避難しています。