両陛下 2年ぶりに大相撲を観戦
天皇皇后両陛下が2年ぶりに大相撲を観戦された。
20日夕方、天皇皇后両陛下は、大相撲初場所を観戦するため墨田区の両国国技館を訪れ、日本相撲協会の八角理事長らの出迎えを受けられた。
両陛下は、去年1月にも観戦される予定だったが、元横綱・日馬富士の傷害事件など一連の不祥事を受けて、相撲協会が辞退していた。
両陛下は八角理事長から説明を受けながら、中入り後の取組九番を観戦し、結びの横綱・白鵬と前頭五枚目・碧山の一番では、身を乗り出すようにして大きな拍手をおくられていた。
両陛下は今場所、引退した横綱・稀勢の里について「今後、稀勢の里はどうするんですか。お元気ですか」と尋ねられていたという。4月に退位を控え、両陛下が大相撲を観戦されるのは在位中最後になるとみられる。