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国の五輪パラ予算 7年総額2197億円に

2019年1月29日 17:55

政府は、東京オリンピック・パラリンピックに関係する国の予算について、招致が決まった2013年度以降の総額が約2197億円に上ると公表した。

政府は会計検査院の指摘などを受け、東京オリンピック・パラリンピックの招致が決まった2013年度から、来年度(2019年度)までの7年間の各省庁のオリンピック・パラリンピック関係予算を取りまとめた。総額で約2197億円に上るという。

内訳は、競技力の強化関連が1010億円、新国立競技場の整備が517億円、パラリンピックの開催準備が300億円、セキュリティー対策が214億円、などとなっている。

大会そのものの経費総額は1兆3500億円と試算されていて、組織委員会と東京都がそれぞれ6000億円、政府は1500億円を負担するとされているが、政府はこれ以外にも、セキュリティー対策などを行うとされていて、今回取りまとめられた政府予算の総額2197億円は、これら大会に直接関係する費用を全て集計した形。

政府は、実際に支出した合計額も集計を行い、今年の秋をメドに公表するとしている。