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新型コロナ救急搬送件数 1か月で約9倍と急増

2022年7月27日 14:28
新型コロナ救急搬送件数 1か月で約9倍と急増

東京消防庁が扱った新型コロナウイルスの陽性者の救急搬送件数が、この1か月でおよそ9倍と急増していることがわかりました。また、病院に搬送するまでに5時間以上かかるケースも増加しています。

東京消防庁によりますと、今月18日から今月24日までに新型コロナへの感染が確認され、病院に救急搬送した件数は725件で、先月下旬のおよそ9倍と1か月ほどで急増しています。また、救急搬送の要請から病院到着までに3時間以上かかったケースは187件と、前の週の72件のおよそ2.6倍となっています。

このうち5時間以上かかった件数は、1か月前は0件でしたが、今月11日から17日まででは19件。直近の1週間では84件と前の週の4倍以上に急増していて、受け入れ先の病院を見つけることが難しいケースが増えています。