東京消防庁によりますと1日、熱中症で医療機関に救急搬送された人は7歳から97歳までの301人にのぼりました。

事例としては、午前0時すぎ、住宅の脱衣所で70代の夫が倒れているのを妻が見つけ、重篤な熱中症で搬送されるなどがありました。

また、2日午前0時から午前9時までに熱中症で搬送されたのは、37歳から92歳までの7人でした、東京消防庁は、我慢せずに冷房や扇風機などを利用することや、のどが渇く前に水分補給すること、短時間でもこどもを車の中で決して1人にしないで、と呼びかけています。

また、急な病気やけがで、病院に行くか、救急車を呼ぶか迷った際は、「＃7119」に電話すると、24時間年中無休の東京消防庁救急相談センターが対応しているほか、スマホやパソコンなどからインターネットの「東京版救急受診ガイド」につなぎ、症状を入力すると、緊急性やどの診療科に受診すべきなどがわかるということで、これらの活用を呼びかけています。